2020年4月4日土曜日

beyond3セメの自分 3年 前谷和徳

どうも家族会議を終え、部活を辞める危機をなんとか乗り越えました前谷です。以下、出だしから変な文章ですがコロナの自宅待機で暇な方は読んでいただけると嬉しいです。

「世界に羽ばたくサッカー選手になる!」
広島の名門、りゅうせん幼稚園の卒園式でこう宣言したことを今でもはっきりと覚えています。

自分はそんな、サッカー少年なら誰もが一度は考える夢を抱いたまま中学生になりました。自分の代はたまたま良い選手が集まり、その中でもずば抜けてうまかった高橋翔也という同期と出会います。(こんだけうまいし同じサッカー選手の夢を追うライバルか、、)と思い、「将来の夢はサッカー選手よな?」と彼に聞くと「いや、サッカー選手になれる確率より東大行ける確率の方が高いからサッカー選手は目指してないよ」というふざけた答えが返ってきました。(彼は覚えてないでしょうけどこのやり取りで僕は挫折しました。そしてその通り彼は東大へ行きました。嫌なやつでした。身内ネタすいません。)

サッカー選手の夢を諦め、とりあえず京大合格の目標を建てますが、勉強そっちのけで遊んだりサッカーばかりしてきた自分は現役でセンター7割のまま京都大学を記念受験し、最低点まであと250点足りず、浪人でも結局ひと伸びできず大阪大学に入学します。1年間の仮面浪人を決行しますがこれも失敗します。
知名度と偏差値だけで大学を選んだせいか、入学後は大学の勉強の意欲が湧かず毎日をこなすような生活に絶望していました。生きがいが欲しい、そんな思いから、残りの大学生活を全て捧げる覚悟で1年の終わり頃、サッカー部に入部しました。3年ぶりの本気のサッカーはほんとに楽しく、それからは1日1日があっという間に過ぎ、気づけば今の4回生になっていました。あっ、3回生か、、。(泣)

週5で活動し、テスト期間も関係なく練習や試合があったりと、様々な犠牲もありますが現在3学年で60名を超える部員の中でどうすれば試合に出れるのか、選手を集めている格上の大学との試合に勝つにはどうしたらいいのか、など毎日ひたすらいろんなことを考える生活はとても充実しています。大袈裟かもしれませんが僕はこの阪大サッカー部にほんとに救われたし、リーグ戦などの公式戦に出て勝利に貢献することで恩返ししたいです。

高校同期の中で唯一大学でも部活としてのサッカーを続けた角振君にも感謝しています。
同志社大学とのリーグ戦でのことでした。交代で入った相手の選手をスタンドから自然と目で追っていると違和感を感じて、よく見ると角振君でした。彼は 2点に絡んで試合をしっかりと締める役割を果たし勝利に貢献していました。全国の有名校から選手を集める大学で高校同期がリーグ戦に出たことはほんとに刺激になりました。彼の部員ブログも自分の意識をかなり向上させてくれました。ありがとうツノ、あと1年頑張ります。
#人生一回しかねー

最後になりますが自分はサッカーが大好きです。どれくらい好きかというと、彼女とのデートにサッカーボールを持って行ってしまったり、その流れで聞かれた「あたしとサッカーどっちが好きなん?」という問いにも「サッカー」と真顔で答えてしまったほどです。
学業に支障が出たためサッカーをやめるか迷っていたときも同期の築城君から言われた言葉は「お前はサッカーやめねえよ、だって、お前サッカー好きだもん」でした。イケメンですねえ。
今ある人間関係の多くがサッカーボールの繋げてくれたものです。ありがとうサッカー。
そんな愛するサッカーに本気で向き合うのも今年で最後になります。2部A4位以内を始めとしたチームの目標を常に意識しながら練習に取り組み、仲間と共に後悔しないような最後にふさわしい1年にしたいと思います。

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