こんにちは。外国語学部新4回生の石見茉子です。
主将の守武から始まった部員ブログを読んできて、同回生が書いたとは思えないくらい立派で感動的な文章ばかりで、そのあとに書くことにすごくプレッシャーを感じているし、みんないつのまにそんなに大人になったんやってびっくりしています。わたしは立派な文章を書くことはできないので、率直に、今考えていることを書こうと思います。拙い文章が続くとは思いますが、最後まで読んで頂けると幸いです。
"存在意義"
これは、わたしが1回生とき、当時の4回生のマネージャーの先輩がよく口にしていた言葉です。その人はわたしの憧れであり、今でも目標としている先輩です。わたしは、そんな先輩から頂いた言葉をモットーとして、これまでの日々を過ごしてきました。
存在意義とは、言葉の通り、その人がそこに存在する意義のことです。もっと具体的に言えば、大阪大学サッカー部において、いなくてはならない存在であり、誰かが取って代わることの出来ない存在、ということです。
正直わたしはこれまでの2年半でまだそれを見出せていません。1回生のときは、毎日必死に活動していれば、自然と見つかるものだと思っていました。もちろん、必死に活動していなかったというわけではなく、日々サッカー部のことを考えて過ごしてきたつもりです。それでもまだ、片鱗さえも見つけることができていないのです。
選手は、それぞれにポジションがあり、同じポジションでも、またそれぞれに強みや弱みがあり、その人にしか出来ないプレーがあると思います。わたしたちマネージャーには、それがありません。マネージャーが日々している仕事というのは、個人個人にたいした差はなく、さらに言えば、マネージャーでなくとも、少し練習すれば誰にだって出来ることです。ボトルに水を入れたり、時間の管理などはもちろん、スコアの記入やテーピングだって、別にマネージャーじゃなくても、選手に教えれば、真面目で頭の良い彼らはきっとすぐに出来るようになるでしょう。
それでも、サッカーを生活の中心に置き、日々本気でチームと向き合ってる選手たちのためにも、そして、わたしが留学で休部していた間も、変わらず選手の側で、選手のために勉強し、奮闘してきたマネージャーたちのためにも、残りの半年でマネージャーとしての、自分自身の存在意義を確立したいと強く思っています。2年半かかって見つからなかったものを半年で見つけ、確立していくのは難しいかも知れないし、人の存在意義は自分以外の誰かが決めることなのかも知れません。でも、みんなへの感謝を体現するタイミングは残り半年しかありません。もっと勉強して、努力して、誰かが取って代わることのできないようなわたしらしい"存在意義"を確立していきたいと考えています。4年のうちの半年という時間は短いように感じるかもしれませんが、過ごし方次第だとわたしは思っています。わたしの強みはどこで、わたしにしか出来ないことは何なのか、選手が必要としているものは何で、最高学年としてチーム運営に関わる中で求められることは何なのか。日々考え、行動して、これまでよりももっと濃密な半年を過ごせるよう、努力していこうと思います。
最後にはなってしまいましたが、平素より大阪大学サッカー部の活動へのご理解をいただいている皆様、本当にありがとうございます。今後ともご支援ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。
ご一読いただきありがとうございました。
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