2017年5月4日木曜日

我輩はゴリラではない。 4年 山田顕太郎

この私山田顕太郎は今まで仲間から数々のあだ名を付けて頂いた。

シュレック、ドンキー、ごりけん、G山田、親指・・・etc

ある日私はこれらの愛称の中から共通項を見つけ、ある不安が頭をよぎった。

「俺、ゴリラやと思われてない?」

そしてゴリラについて詳しく調べてみることにした。

ゴリラはサル目ヒト科ゴリラ属。
学名はゴリラゴリラゴリラ
広い胸、重い首、そして太い手と足をもち、その体型は他の霊長類と比べても特徴的である。ゴリラの血液型はB型のみ。
そして見た目と違い、臆病な性格である。
 ストレスに弱く神経性の下痢にかかったり、ちょっとしたことにも恐怖を覚える。

一方山田顕太郎は、身長170センチ体重72キロ、ハト胸、太い首、そして太い手足をもち、その見掛け倒しの筋肉は他の阪大サッカー部部員と比べても特徴的である。血液型はB型。
ストレスに弱く就活中である現在は頻繁に腹痛に襲われるため、正露丸を常に持ち歩く。閉所恐怖症のためトイレに入る時、扉は常に全開である。

ここまでの分析では高確率で私はゴリラであると言えるだろう。


しかし、


私にはほとんど毛が生えていない。
本当に私がゴリラであるならば、全身が隈なく毛で覆われているはずである。

ここで私にあだ名をつけた奴等の思慮の浅さが露呈した。

私は「ゴリラっぽい」のであって「ゴリラ」ではない。

以後あだ名をつける際には、必要十分条件を満たすことに気をつけて欲しい。

現在阪大サッカー部には「ゴリラっぽい」人間が4人しかいない。

しかし私達阪大サッカー部が目標とする二部Aリーグには「真のゴリラ」がごまんといる。

もし今年二部Aリーグに昇格できたとしても、彼等のパワー、スタミナ、握力、体毛には勝てないだろう。

「ゴリラっぽい」新入生は是非サッカー部に入ってきて力を貸して欲しい。アメフト部やラグビー部では「貧弱やな出直してこい」と言われるその肉体も、サッカー部では正真正銘のゴリラだ。

是非5月7日の新入生歓迎会に来て下さい。ゴリラ一同お待ちしております。

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