2017年4月3日月曜日

新入生に向けて 副主将 渡辺樹

OB、OG、保護者の方々、平素より大変お世話になっております。
そして、新入生の皆さんご入学おめでとうございます。
今回部員ブログを担当させていただく基礎工学部4回の渡邉樹と申します。
拙い文章ではありますが、最後までお読みいただき、本サッカー部への入部を検討される方が一人でも増えれば幸いです。

さて、新入生の皆さんはこれからの4年間をどのように過ごしていきたいと思われているでしょうか?

・部活でアツい4年間を過ごす
・サークルでゆるく、楽しく過ごす
・バイトでお金を貯めて旅行に行く
・海外へ留学に行く
・館下食堂で天麻を食べながら大富豪をした後に、コンビニで男気じゃんけんをする
・etc…

今回は数多い選択肢の中でも、部活動を選んだ理由や、部活動を選んで良かったことなどを書かせていただきたいと思います。
まず、自分がサッカー部を選んだ理由についてですが、その前に自分が大学に入る前まで遡ってお話しさせていただきたいと思います。

私は、生まれてから高校を卒業するまで、福井でも、シベリアでも、モンゴルでもなく京都府の峰山という所で育ちました。当時通っていた高校はサッカーの強豪校でもなく、いわゆる普通の公立高校で、私は現役で大学に入学する予定でした。しかしその年のセンター試験で、「刀の鍔」や「スピンスピン」といった問題が出てきた結果、68/200という前代未聞の点数を叩き出し、1年間の浪人を経て、大阪大学に入学しました。

大学に入学した際、浪人ということもあり、サークルでゆるくやるのもいいな、と考えていましたが、先日部員ブログを書いた速水同様、自分も高校時代納得した形でサッカーを終えられなかった事、毎週土日には、はるばる峰山から応援しに来てくれる親にサッカーしている姿を見せて喜ばせたいとの思いからサッカー部に入部する事を決めました。

サッカー部に入部してからは、
小、中、高のサッカー部とは違い、練習場所から練習メニュー、試合のメンバーに至るまで全て部員が主体となって決定する環境で、苦しみながらも充実した日々を送る事が出来ていると感じています。
そして大学で苦楽を共にし、この先一生付き合って行くことになるであろう仲間が出来たことは自分にとって本当に貴重なものであり、サッカー部に入って良かったなと感じています。

最後に
昨年、関西学生リーグにおいて阪大サッカー部としては歴代最高の成績を残すことが出来ました。しかし結果は入れ替え戦での歴史的敗北であり、決して満足できる結果ではなかったと思います。
今シーズン、阪大サッカー部は「無敗優勝」を目標に掲げ、1年間戦っていきます。
OB、OG、保護者の方々の中には無理だと思われる方がいらっしゃると思います。しかし、自分たちは本気です。傍からみて無謀だと感じる目標を本当に達成したいと思っています。苦しいシーズンになるかもしれませんが、1年間応援よろしくお願い致します。
そして新入生の皆さん、少しでもサッカー部に興味があるなら、一度練習に来てほしいです。そこで自分たちのアツさだったり、本気度を感じて一緒に戦ってくれる仲間を待っています。
部員ブログを書きながら、改めて自分にはセンター68点の国語力しかないなと感じる渡邉でした。


大阪大学体育会サッカー部
副将
渡邉 樹

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