思い立ったら即行動 2年 進美怜
こんにちは、外国語学部ドイツ語学科の2回生の進 美怜(シン ミレイ)です。約20年間生きてきて、私の苗字に違和感を感じない人に出会ったことがないと言っても過言ではないくらい、初対面の人には国籍を聞かれます。バイトの面接や飲食店で順番待ちの紙に名前を書く時など、恥ずかしい思いをすることは幾度とありましたが、そんなのどうだって良いと思えるようになり、もうネタにしてしまえと開き直るようにしました。驚いたことに私の同期マネージャー3人とも苗字が変わっています。他の2人の阿南と栂には本当に迷惑しかかけてないし常に頼っているばかりですので感謝しかないです。
少し話が脱線してしまいましたが、私の部活に対する思いや日頃感じていることを綴っていこうと思います。部活をしているとたまに夕日を見ながらこう思います、「なんで部活のマネージャーをしてるんやろう」と。少し話を戻しますと、私は2年前の10月に同期とは少し遅れて入部しました。当時は少し不安もありましたが、比較的何も考えずに行動してしまう癖があるので、ある日突然サークルを辞めて部活のマネージャーをやろう!と決めました。サークルに行きたくないとか誰かと仲違いしたとかではなく、単純にもっと打ち込めるものに取り組みたい、もっと自分の知らない世界に飛び込みたいと思い、辞めました。それで行き着いたのがサッカー部のマネージャーでした。中学校では陸上、高校ではバレーとバリバリ運動部に所属していましたが裏方や誰かをサポートする仕事の方が楽しいことに約6年かけて気付きました。スポーツをすることは大好きですし、競い合うことの面白さも充分分かります。スポーツを通して学ぶことはたくさんありました。しかし、自分の持ち味を存分に活かすという点ではマネージャーの方が向いていると思いました。よく部員になんでマネージャーしてるんという質問をされるのですがこれで答えられたのではないかと思います。
初めて部活に顔を出した時、サッカー部の先輩方が声をかけてくださったり、私が居やすいように話を盛り上げて下さったり、とても雰囲気が良い部活やなと感じました。なので、すぐに入部を決めたのですが、入部後は楽しいことばかりではなく、思うようには行かないこともありました。遅れて入部したからか、あまり上手に打ち解けることが出来ず、帰り道に泣きながら帰ったことを思い出します。何がつらいのかよく分からないけど取り敢えず涙が出てくることってありますよね(笑)仕事も覚えられない、自分からコミュニケーションを取るのが苦手、サッカーのルールさえ知らない、こんな自分が嫌いになるくらいつらい日々を過ごしました。しかしそんなこんなで時間が解決してくれて、徐々にではありますが気を許して話せる部員が増えたり、仕事に慣れたりと今となっては部活に行くのが楽しくて、生活の一部みたいな存在です。サッカー部に入って本当に良かったなと思えるし、最高の仲間に出会えたと思います。
話は変わりますが、マネージャーについて語りたいと思います。マネージャーをする上で、意外ですが与えることよりも得られることの方が断然多いと思います。私はまだまだ未熟ですが、マネージャーを通して気配りをすることや三手先を読むこと、物事の優先順位を決めることなど、人間的にも成長でき、自分のためになることがかなりある気がします。このような経験をすることができる環境はなかなかないと思います。選手が試合で活躍して結果を出すのを見るのはこの上ない幸せですが、それに至るまでの過程を見ることができるのはマネージャーとコーチだけです。選手は気づいていないかもしれないですが、選手が頑張っているのを見ることは生きる糧になっています。選手と一緒に悲しんだり苦しむ一方で嬉しさを分かち合えるマネージャーでいれて本当に良かったなと思います。まあ、何を言いたいかというと、なんでもやったもん勝ちということです。一旦やってみて自分には合わないなと思ったらやめてしまえば良いと思います。「持ち得る武器は全部使いたい」と私の大好きな田中みなみさんがおっしゃっていました。誰しもが何かしらの得意とするものを持っていると思うのですが、それら全部出して勝負する。ただただがむしゃらに突っ走るのはなくて、頭を回転させながらそのアイテムを使っていく、そうすることで自分らしい戦い方ができ、後悔なく終われることができるのではないかなと思います。なので、これからもマネージャーとして常に努力を怠らず、自分が活躍できる世界で頑張っていこうと思います。
所々日本語がおかしいところがあるかと思いますが、そこは目を瞑っていただけるとありがたいです。そして平素より阪大サッカー部を応援していただいている皆様、ありがとうございます。大好きな選手とスタッフに感謝の気持ちを忘れずに過ごしていきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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