こんにちは、サッカー部のメンバー紹介では「ゆとり教育が生んだポンコツの申し子」と紹介された2回生の北浦魁人です。
僕は志望校の公立高校に合格するために自分自身ではっぱをかけるつもりで、サッカー部の活動が週に1度しかない私立高校を受験したところ、見事に公立高校の受験を失敗してしまったせいで、高校時代は他の部員のようなサッカー部には所属できませんでした。我ながら自分のポンコツ具合には嫌気がさします。
高校3年のブランクはあるものの、やはりサッカーをするのが好きだったので図々しくも大学のサッカー部に所属しています。そんな僕のこの2年間でサッカー部にいて一番つらかったことと一番楽しかったことについて少し書きたいと思います。
一番つらかったのは一回生の時の夏合宿です。1、2回生の時期はしんどくても、3、4回生になるころにちょっとでもリーグ戦に出られるように頑張ろうと決心をして入部しました。
最初の数か月ほどは、体はまだまだ動かないけど高校で出来なかった分ボールを蹴れるだけで楽しくて入部してよかった!と思っていました。しかし、何か月か経って、新人戦、名古屋大学との定期戦があって他の同期が試合に出ているのを見ても、「まあ、(高校の)3年もブランクあるし仕方ない、俺の本番は3、4回生になってからやから」くらいにしかとらえていなかったので、特に悔しさを感じるわけでもなく、どこか他人事のように試合を外から眺めていました。
ところが、夏合宿でこのままじゃだめだなと思い知らされました。僕は、A,B,Cにチーム分けされたうちのCチームとして4泊5日の夏合宿に参加することになりました。この夏合宿では陽炎がのぼる人工芝の上で朝、昼ともに試合が組まれていました。体力のなさに炎天下が相まって、たいしてプレッシャーのかかってないのにもかかわらずボールロストをし、マークしている相手には簡単にはがされまくったことによる罪悪感と、試合中は早く試合が終わって欲しいとしか思えなかった自分の情けなさで辛くて死にたくなりました。僕のミスを黙ってカバーしてくれたチームメイトには感謝してもしきれません。
では次に一番楽しかったことについて、書かせていただきます。
一番楽しかったことは公式戦の北摂リーグです。僕は後半22分からの出場で短い時間でしたが、中学3年の10月から数えて約5年ぶりの公式戦でした。自分の能力的に考えてもまだまだ味わえないと思っていた公式戦の緊張感はやはり最高でした。相手チームも強かったのでボールを保持される展開が続く中、1対2という劣勢の状態から28分中井さん、39分知史さんという4回生のゴールで3対2と逆転できたのも何か見えない力が働いているように感じて感動しました。僕が勝利に貢献できたというわけではありませんが、公式戦に出て勝利を勝ち取ったという経験だけでも1回生の時に何度もやめたいと思ったけど続けてよかったと心の底から思いました。
最後に、
高校時代にサッカーをしてなかった(できなかった)僕と高校3年間しっかり部活動をした他のみんなとではテクニック、フィジカルともに大きな開きがあります。しかし、阪大サッカー部に所属する以上はそれに目をそらさず、言い訳にせず、練習の意味や他の選手にあって自分にないものを手に入れる方法を自分自身で考え続けていきます。
要領を得ない文章ですが最後まで読んでいただきありがとうございました。
0 件のコメント:
コメントを投稿