こんにちは、3年の山口雄翔です。
ここ数か月間先輩方や同期のみんなのブログを読んでいて、みんながサッカーに対して、部活に対して真剣に考えながらやっているのが分かり改めて尊敬できる人たちばかりだなと感じています。
そしてついに書く番が自分に回ってきたわけですが、考えても考えてもみんなみたいなアツい文章は書ける気がしません。ここ1年半くらい深みにハマっている筋トレのよさについて語ろうかとも思いましたがそれはこの場にふさわしくない気もするので、大学生活について僕が考えていることを書いていくことにしたいと思います。
部員ブログっぽくない内容かもしれませんが、最後まで読んでいただけると嬉しいです。
いきなりですが大学生というのは何をする期間なのでしょうか? 高校までは受験勉強や部活や行事ごとなどすべきこと、頑張るべきことが明確に与えられていますが、大学では違います。もちろん勉強はしないといけませんが、それだけではないと思います。
現在大学生である僕の友達や先輩の中でも、その競技のプロを目指して部活をやっている人、資格の勉強やインターンなどにいそしんでいる人、休学してアフリカに行きNGOで働いている人、ゲームを自作してリリースしている人、起業をした人、学生ながら人気YouTuberになった人などがいて、人によって取り組んでいることは本当に様々です。
授業は大事ですが,大学というのはそれだけで充実した生活が送れていい将来が待っているという場所ではないと、多くの人が考えているからだと思います。もちろん自分の所属や将来何になりたいかなどにもよると思いますが、時間的にも能力的にも様々なことにチャレンジできる大学時代に、学校以外の時間に取り組むことがないというのはとてももったいないことだと僕も思います。
ですが他に何をすれば、何を頑張れば意味のあるいい大学生活になるかという答えはありません。
だからこそ大学生活を通して何に取り組むかを考えることはとても重要だと思います。
一つをやれば他のことが何もできなくなるわけではありませんが、当然他のことをする余力や時間は減ることになるので、自分で考えて選択をする必要があります。
そしてその限られた大学生活の中で僕は、プロを目指すわけでもなく公式戦に1秒たりとも出たことがないにも関わらず阪大サッカー部でサッカーを続けています。
同期の水越も部員ブログに同じことを書いていましたが、僕も部活に入って他のことを犠牲にして練習とかをしていることに対して偉いとかいった考えは一切ありませんし、他にやりたいことができて部活をやめることが悪いことだとも一切思いません。続けるのもやめるのも自分の選択であり、現在や将来の自分のためにそういった選択を行うのは大学生にとって当然のことだというのが僕の考えです。
そんな僕がそれでも部活を続けているのは、ただ大好きなみんなと本気でサッカーをするのが楽しくてちょっとずつだけどサッカーがうまくなっていくのが嬉しいというごく単純な理由からです。10年以上サッカーをしてきた中で今が一番楽しいし、うまくなるために全力で取り組めていると断言できます。
もちろん好きなサッカーをしたということしかない大学生活でいいとは思ってませんし、他にも本気でやっていることはありますが、他のことをする時間を大きく削ってでもサッカーをしたいと思うくらい部活が大好きです。
僕は自分とまったく違ったことをしている友達の話を聞くのが好きでよく色々聞くのですが、充実しているんだろうなっていう人はみんな自分の好きな熱中できることをやっている気がします。
正解の選択肢というのはありませんが、自分がしたいと思えることを本気でやる中で熱い体験をしたり面白さに感動したり達成感を感じたりして、そのことを後から振り返って心から楽しかった・多くのものを得られたと感じた時にそれがその人にとっての正解の選択になるんじゃないかなと思います。
また自分が本気になれることであれば時間が許す限りは二兎も三兎も追うことができるし、サッカー部にもそういう人が結構いると思います。
大学生のうちにやりたいことすべてをやるというのは厳しいのでしょうが、忙しい中芯を持って色んなチャレンジをしている人を見ていると刺激を受けるし、見習わなければなと思わされます。
当たり前ですが結局なりたい自分や今やりたいことを整理して、優先順位つけてやっていくしかないです。
僕は大学生のうちに猛烈にやりたいことができてサッカーをやめる可能性もなくはないですが、今みんなとサッカーすることを捨ててまでやりたいことはとても見つかりそうににないし、引退まで部活をやり抜きたいと思っています。
時間は限られていますが、その中でしたいことやすべきことを全部楽しみながら精一杯やって、振り返った時に胸を張って最高だったと言えるような後悔のない一日一日にしていきたいです。
長い文章になってしまいましたが、読んでいただきありがとうございました。おこがましいかもしれませんが、もしこれを読んでくれている新入生が数人でもいましたらこの文章が大学生活について考える小さなきっかけとなれば嬉しいです。
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