皆さん、こんにちは。私は大阪大学サッカー部の津田厚と申します。先程、再履修していたドイツ語のテストが無事終わり、安堵の気持ちでこの部員ブログを書かせていただいております。このドイツ語のテストが終わって家に帰ると、携帯に1通のメールが届いていました。開いて読んでみると、それは同じドイツ語の授業を受けていた4回生からのメールで、「授業に全く出席しておらずテストの出来も壊滅的だった。この授業の単位が取得できないと卒業出来ないので救済措置が欲しい」という、シビアな文面でした。先生に送るはずだったのでしょうが、何故か私に届いていました。皆さんも彼のようにならない為にも勉学にはきっちり取り組みましょう。
さて、今回の私の部員ブログのタイトルは「よくある質問」です。サッカー部の皆さんにとっては耳にタコが出来る程聞いたことがあるであろうあの質問です。それは、、、、、、、、、、
「なんで部活してるん?」 です。
皆さんの「あぁー」という声が聞こえてきます。私自身、オフ期間中に帰省し地元の友人に部活でサッカーをしていると伝えると必ずこの質問を受けました。その質問にたいして今までは、高校の先輩がいたから、人工芝のグランドでサッカーできるから、というかなり単純な返答をしていました。ただこれから先、企業のお偉いさん方にこの質問をされた時、同じように答えるとすごくマズいことになるので、この部員ブログを機に自分が何故部活でサッカーをすることにしたのかを考えました。
私は今まで公式戦に2試合しか出たことがありません。高校で1試合、大学で1試合です。高校の時の公式戦はグループリーグ突破が決まった後の消化試合で、メンバーに入れなかった最上級生が出るといった具合で、実力で勝ち取ったものではありませんでした。そして、大学生になり、6月に行われた関西選手権でやっと人生で2試合目の公式戦に出ることができましたが、この時も自分が出場できたのはいつもスタメンで出ている選手が怪我で出れなくなってしまったからで、またも実力で勝ち取ったものではありませんでした。
この出来事は自分でも曖昧な返答しかしてこなかった「なんで部活してるん?」の質問に明確な答えを与えてくれました。それは「チームメイトの分まで戦うという経験がしたかったから」です。自分が試合に出ることで、他のチームメイトはその出場機会を奪われます。私は今までずっと奪われる側だったので、そんな事を考えたこともなかったしつい最近までは、一生経験できないだろうなと思っていました。しかし公式戦に出てピッチから、「いつも自分がいた」応援席で一生懸命応援してくれているチームメイトを見て、「みんなの為にも勝ちたいな」という気持ちが自然と湧いてきました。生まれて初めて抱いた感情だったので変な感じでしたが、冷静に思い返せばその時は「絶対に勝ちたい」、「みんなの分まで頑張らないと」と本当に思っていました。こういう経験がプレイヤーとして、そして人間としての質を高めていくのだと感じましたし、その気持ちをみんなが共有できればどんなに強い相手にでも勝つことが出来るだろうなと思いました。
前期リーグは思うような結果は得られませんでしたが、夏休みにたくさん練習して(今年の夏の練習はエグイと聞きました。)、後期リーグ全勝してみんなでおいしいビールを飲んで二日酔いでウンウン唸りたいです。
拙い文章でしたが、読んでくださりありがとうございました。
今後とも大阪大学サッカー部をよろしくお願い致します。
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