2017年10月21日土曜日

古事記 1年 守武慎太郎

  こんにちは。1年のキャベツ太郎です。間違えました。レタス花子です。間違えました。守武 慎太郎です。今回部員ブログを書かせていただくにあたり、自分のこれまでを振り返ろうと思います。お付き合いいただければ幸いです。

  僕は小学校4年の時にサッカーを始めた。サッカーを始めるいちばんの動機は体力をつけて校内のマラソン大会で勝ちたいと思ったことで、その時サッカーが好きだったかというと、正直そうではなかった。
  初めはサイドバックでプレーしていたが、ボールが来ても適当に蹴るか、ただひたすらまっすぐ進むイノシシドリブルをするしか選択肢がなかった。一度フェイントで相手をかわそうと思い立ったことがあるが、失敗して膝を痛めた。痛かった。フィールドをしている頃はずっとこんな感じだったので一向に上手くならず、サッカーをするのも嫌になっていたのをよく覚えている。
  転機が訪れたのはサッカーを始めて半年たった頃。その頃僕は体力をつけるという目的なぞすっかり忘れてゴールキーパーをすることに決めた。キーパーになって、シュートを止める喜びを知ると同時に、サッカーは楽しいと思うようになった。

  今思えば、僕はサッカーが好きだったのではなく、単純にゴールキーパーが、シュートを止めるのが好きなだけだったのだと思う。実際、高校生になって自分の思うようにシュートを止められなくなり、サッカーの楽しさがわからなるという時期があった。
    僕の意識が再び変わったのは高2の秋だった。僕はこの頃、ようやく「サッカーはチームスポーツ」だということを実感できるようになった。当たり前のことだが、試合に出る11人の他に、ベンチに座る者、応援する者、全て合わせて1つの「チーム」である。その全員が力を合わせ勝ったときに得られる喜びは、自分がシュートを止めた時のそれよりもはるかに大きく、気持ちのいいものだった。
  3年生になり自分が試合に出るようになってから、その実感は一層強くなった。誰かのゴールをみんなで喜んだり、チームの勝利をみんなで祝ったりする。これもサッカーの1つの面白さだと思った。遅すぎるが、僕は今まで知らなかったサッカーの面白さにやっと気づくことができた。そのような経験をしているうちに、またサッカーが好きだと思えるようになった。

 そんなこんなで大学生になった今、僕はサッカーを続けてる。それはサッカーが好きだから、サッカーが楽しいからである。今、このチームでみんなと一緒にサッカーができて本当に嬉しい。僕はこのチームに少しでも貢献できるよう頑張りたいと思う。
  未熟な僕には、まだまだできないことや、サッカーについて知らないことが多くある。それができたり、新しく何かを学んだ時、まだ僕には見えていないサッカーの面白さが見えるかもしれないと思うと、本当に楽しみだ。だから僕は、もっと上手くなりたい。上手くなって、サッカーのことをもっと好きになりたい。と思う。
  悲しいことに、サッカーにこれだけの時間を費やせるのはあと3年ほどしかない。ぼーっとしていたら、あれよあれよという間に時間が過ぎてしまうので、残り少ない時間、精一杯サッカーに打ち込みたい。
拙い文章でしたが、最後までお読みいただきありがとうございます。今後とも大阪大学体育会サッカー部へのご声援よろしくお願いいたします。レタス花子でした。

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