2021年6月4日金曜日

原動力 2年 島岡諒


 はじめまして、こんにちは。大阪大学体育会サッカー部2年の島岡諒です。再び緊急事態宣言が発令されサッカーから切り離される日々を送る今、改めてサッカーと自分について考える機会が増えました。今回のブログでは、僕がサッカーする原動力についての話をします。


僕にとって1番の原動力はサッカーが好きだという気持ちである。サッカーを始めた5歳の頃、練習のために公園へ行っても虫取りばかりしていた自分が、今ではサッカーというスポーツの虜になっている。大学で部活に入らず、サッカーを辞めるかサークルに入ってサッカーを続けるという選択肢を考えたことは1度もなかったし、真剣にサッカーを辞めたいと思ったことも今思い返せば1度もない。気がつけばそれほどサッカーが好きになっていた。

だが、この原動力関しては皆同じだと思う。僕がこのブログを通して伝えたかったのは2番目の原動力である「感謝」だ。感謝が原動力に変わったのは高1の冬だった。それまでは誰かのために頑張りたいと思ったことはなかったと思う。その時チームでは試合前に感謝や勝利といった10個の項目に優先順位をつけるという取り組みを行っていた。自分の中で感謝の優先順位は高くなかったが、チームでは感謝の優先順位は常に高かった。これをきっかけに、僕は自分の感謝について改めて考え直すことになった。小学校の時はチームと別にスクールに通わせてくれたり、中学校の時も部活ではなくクラブチームという選択肢を与えてくれたこと、高校になっても毎週試合を見に来てくれること。親には感謝すべきことで溢れていた。また、自分のミスを取り返してくれる仲間、サッカーを続ける限り応援してくれる小学校のコーチ、試合に負けて凹んだ時に励ましてくれる人。僕には感謝しなければならない人がたくさんいる。その時から、感謝が僕の原動力になっている。高校2年の時に1つ上の代と共に大阪2部に昇格し、高校3年では公立高校ではなかなか味わうことの出来ない2部という舞台を経験することが出来た。リーグ戦を通した結果は最下位であり、中には0-8で負ける試合もあったが3部リーグを共に戦った1つ上の代への感謝が僕を支えていた。2部リーグでの1年は1試合も勝てなかったものの僕の大きな財産になっている。

選手権もあっさり負けてしまい僕の高校サッカーは終わり、阪大に合格しサッカー部へ入部した。1年生からリーグ戦のメンバーに選んでいただき、2試合ではあるが出場もさせていただいた。今シーズン以降、1年生のうちから少しでも経験させて良かったと思ってもらえるようなプレーをしたい。もちろん言葉で感謝を伝えることも大切ではあると思う。しかし最も自分が感謝の気持ちを表現出来るのはピッチ上で活躍することがだと思う。今年は多くの試合に出場し目に見えるような活躍をして、たくさんの人に感謝を表現したい。


恐らく僕のサッカー人生の最終章であるだろう大学サッカーで、僕がサッカーから学んだこと、成長した自分の姿をたくさんの人に届けたい。最後にこの場所を選んで良かったと思えるよう、残り3年間の日々を無駄のないように過ごしたい。


最後に、このブログをきっかけに自分の「ありがとう」について今一度考えてみていただけると幸いです。拙い文書ではありましたがご覧頂きありがとうございました。

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