2021年2月27日土曜日

あと少しの積み重ね 2年 那須健吾


皆さんこんにちは。2回の那須です。


いつも同期の関西出身の人に、おもんないなぁ、関東のやつはこれだから、で、オチはどこ?と言われる自分ですが、今回もコレといったオチはありません。同期や先輩方のブログを読み返して、改めて自分の語彙力、構成力の無さを痛感しました。


僕は幼稚園の時にサッカーを授業で無理やり始めさせられました。運動神経が皆無な自分は当初は何にも面白くなかったのですが、卒園間近で決めたゴールが嬉しくて仕方なく、そこからどっぷりハマり、今までサッカーをずっと続けています。


大学に入ってもサッカーを続けようとは思っていなかったのですが、高校で思うような結果を残せなくてやり切れない気持ちもあり、また大学でもサッカーを頑張って今まで感じてきた感動を味わいたい、と思い入部を決めました。サッカーがただただ好き、というのももちろん一つの理由です。


中学、高校と都大会に出れるかどうか、というあまりレベルの高くない環境でサッカーをしてきて、その環境に甘えてしまってきた自分のせいで現在のサッカーの技術はお世辞にも高いとは言えないです。幸にも自粛明け以降大きな怪我もなくフルで活動できたにも関わらず、昨シーズンはあっという間に過ぎていき、その中で自分は何にもできませんでした。同期が活躍してるのを見るのはすごいなと思う気持ちもありましたが、ただただ悔しかったです。全くサッカーを楽しめていなかったですし、このまま大学サッカーを消化不良で終わってしまうのではないかと考えることもありました。


大学でサッカーができるのも2年もないし、真剣に勝利のために練習する環境も大学が最後です。その中で自分が活躍するためにできることは、どれだけ毎回の練習で全力を出せるかだと思います。今まで自分が妥協してきた、あと少しの努力をこれからどれだけ積み重ねていけるか、そこにこれからの成長がかかっています。一本のダッシュ、一本のパス、一本のトラップ、、、全ての一つ一つにこだわりを持って練習に取り組みたいです。学年も上から数える方が早くなる今シーズンは、この姿勢をチームにも還元していきたいと思います。口で言うのは簡単だし、このような積み重ねの類がとても苦手ではあるのですが、甘い自分が変わる最後のチャンスだと思うので残りの2年間をこだわって、最後のサッカー人生に一花咲かせたいと思います。そして大好きなサッカーを楽しみたいです。


最後に、北野祥太の真似になってしまうのですが、漫画から一つ言葉を引用させていただきます。「勝負事で本当に楽しむ為には強さが要る。」この言葉はハイキューに出てくる言葉で、同様の描写がこの漫画では複数回出てきます。まさに自分が求めているのはこういう強さです。強さを得て勝負事を楽しむためにあと少しの努力を積み重ねていきたいです。


とても読みづらい文章だったと思うのですが、読んでいただきありがとうございました。



2021年2月21日日曜日

吐露 2年 北野祥太


緊急事態宣言下、家ですることがなく5月にはこの部員ブログを書き上げておりましたが、怠惰を貪る同期の手により自分の番が遅れに遅れ、この時期悩んでいた足首の怪我は完治し、膝の靱帯の怪我を経験し、復帰するまでの長い時間が経ち、気付けばシーズンが終わっていました。昨シーズンは新型コロナウイルスの影響も加わって、3ヶ月ほどしか思うようにサッカーが出来ない苦しさを経験しました。5月頃に書いていた文をそのまま投稿しようかと思いましたが、この昨年はあまりにも悔しい気持ちを味わったので、自分の悔しさや弱さを吐き出す形で僕の部員ブログとしたいと思います。


昨シーズン阪大は、Aチームは2部Aの舞台で目標の勝ち点数を積み上げ、最終節は格上相手に勝利をもぎ取り笑顔で最後を迎えていた。BチームはIリーグで見る人を奮い立たせる劇的な逆転勝利を含む怒濤の3連勝を見せ、勝ち上がることは出来なかったが、チームに活気をもたらした。Cチームは長い間公式戦がない中、北摂リーグで終了間際の決勝ゴールを決め逆転勝利で意地を見せた。チームの全員がそのときの全力を出して得られた結果だった。だからこそ昨年はチーム全員での活動が大いに限られた中でもバラバラにならず繋がりが現れていた良いチームだった。そんな中自分はほとんどの試合を怪我人としてピッチの外から見るしかなかった。最後の最後で出場できたIリーグ最終節も最後の笛を聞くことなく救急車に搬送されてピッチを後にした。本当に情けない。この1年何をしたのだろうという思いが頭を巡った。この1年間と自分が思い描えた1年間との乖離に吐きそうになった。怪我でサッカーが出来ない期間は、仲間の勝利を素直に喜べなかった。健常者がサッカーを満足にしているのを見たくなかった。自分だけ置いて行かれているようで同期の活躍がつらかった。サッカーがやりたくて仕方がないのに、冗談でも「まだサボってんのか」って言われるのがしんどかった。久しぶりに会った人にサッカー頑張っているんだねって言われて胸が苦しかった。だってグラウンドで必死に闘っているみんなと比べたらなにもしてないから。復帰してからも、怪我のせいで自分はまだ本調子を出せていないだけと思い込む自分が嫌いだった。自己憐憫に浸っている自分に虫唾が走る。こんな弱い自分を隠そうとして雄弁に語るその手口も嫌いだ。


でも僕は、経験的にこういった悔しさが明日の血となり肉となることを知っている。痛みを抱きかかえながら試合に出続けた副キャプテンや、高校からの怪我が治らず覚悟をもって学生コーチをしてくれている後輩や、痛み止めを飲んで治らない痛みと闘いプレーをする同期の姿にとても奮い立たされる。怪我なんか関係なく今シーズンから自分がチームを引っ張っていく存在になれるように成長したい。応援してくれる人にピッチで闘う姿を見せたい。勝ってみんなと勝利を喜び合いたい。もう後2年しかない大学サッカー人生、ただ「我武者羅」頑張るのではなく、「一生懸命」考えて成長したい。


自分の弱さを見せないことが強さだと思っていたけれど、そんなことはなく、弱さを吐き出すことの方がよっぽど大変だった。リアルという漫画に「等身大の自分を受け入れた人間だけが、他人を受け入れることが出来る」という言葉がある。ありのままの自分を受け入れた今なら、上級生としてチームに貢献できる気がする。


だらだらと頭の中を整理せずに吐き出したような読みにくい文章になってしまいましたが最後まで読んでいただきありがとうございました。


2021年2月17日水曜日

Iリーグ 2年 大島拓


 初めまして、2回生の大島です。昨年はトップチームでの公式戦にはほとんど出場することができなくて、Bチームが初めて出場することになったIリーグで試合に出させていただきました。今回はそこで感じたことを書いていきたいと思います。

Iリーグの目標が勝ち点10と聞いた時、僕は正直難しいなと思ってしまいました。なぜなら、その前の年のBチームが出場していたリーグで1年間一回も勝てなかったり、格上のチームが出場していることに対して弱気になっていたと思います。いざ、Iリーグが始まると2連敗してしまい、格上の相手との差を痛感しましたが、もっとできる、もっとやれるという手応えを感じることもできました。そこから、Bチームキャプテンや学生コーチを中心としてやっていき、3連勝して勝ち点9を積み上げることができました。最後の試合は、勝つか引き分けで目標が達成できるという重要な試合でしたが、逆転負けという形でIリーグの幕が閉じました。

最後の試合で、悪い流れを変えることができなかったのも、相手のフリーキックが壁に当たってそのまま入ってしまい逆転されたのも、初めから勝ち点10というのを目指せていなかった気持ちの弱さが出てしまったように思います。大学の残り2年間は、高い目標に対して絶対に達成するという強い気持ちを持って、自分を信じてやっていきたいです。